ふりかえる、これまでの成長やら。その1
5月末に苗を植えてしばらくした頃のようす。右側の苗が少し大きく、左の方が小さめなのが分かるだろうか。この左右のサイズの違いは、後々まで花の付く時期、雌花の咲く時期、実の付く時期、葉の繁り方などの差につながった。もらったものだから仕方がないけど、なるべくしっかりちゃんとした苗を選ぶことが大切。
ネットと支柱は最初こんな感じで設置。立てかけ式でうまくはまった。ホームセンターで1,000円程度でセットを購入。後になって、支柱とプランターの位置をもっと前に出して日当たりをよくした。
だんだんツルが伸びてうまいことネットに絡むようになってよかった!って頃のようす。
見る見るうちに葉っぱが大きく、ツルも伸びていって喜んでいたが、よく見るとこのころから虫食いが少し始まっている、下の方。そろそろ摘芯しなきゃ、って感じだっただろう。
そしてちゃんと摘芯しました、ってあたり。ほんとにこれで子ヅルが出てくるの?と少し不安だったりした。6月上旬ころかな。
花もまたたくさん咲いた(9/19現在)
これまで毎日飽きるほど大量の雄花を見てきて、毎日落ちた花たちの掃除をして、それでもなぜか飽きない。飽きるほどの量を見ているんだけど飽きない。あの可憐さが、でも集団になってかもしだす甘い匂いが虫たちも引き寄せ、それでいて雌花がいない限りは結実しないむなしさと寂しさとはかなさが混然一体となって美しさになる。そんなことを考えた。
9月になってから、急にまた実がなっている
つい最近作ってみたブログのページ。とりあえずこれ(ついさっき)までの写真やらはこちらに置いたんだけど。なぜか昨日までに上げた写真が見られなくなっている。外部連携とかでうまくいかなくなったのか…。
9/18現在の実の数、大小あわせて9個ほど。さてどのくらい食べられるほどになるだろうか。最高気温が30度越えも少なくなってしまったので成長も遅いかもしれない。
新しいアカウントをはてなで作ってみたら、なんと過去に作っていたアカウントの存在が発覚。途中で放置していたアカウント、せっかくだから再利用します。自分の飽きっぽさ、記憶力とこだわりのなさに改めて気づかされる。
文楽(2016年9月、東京)
今回は、一部、二部の通し狂言で「一谷嫰軍記」と開場50周年記念で「寿式三番叟」。
通しで見ると11時から夜8時40分近くまで、休憩を入れての約9時間半。でも、一部、二部分けていくのもそれなりに大変、ということで久々にやりました、通し観劇。9/11はフルで、9/16はちょっと日和って第一部と第二部のチャリ場「脇ヶ浜宝引の段」まで(それでも7時間弱)。残りの熊谷桜・熊谷陣屋の段だけ9/18にも。(ちなみに全て三等席)。
いやぁ、見どころ満載で見ごたえがありました。実は源平はあまり得意ではない(軍記物全般的に、まぁあまり積極的に好きという方ではない…)。とはいえ、組討の段や熊谷陣屋は何度も観ていてもちろん超有名なので話の筋は分かっているし、普段見たことのない宝引の段は咲太夫の語りなので期待大ということで、基本的には二部メインで鑑賞計画を立てていた。意外にも一部を今回じっくり見ることで、熊谷直実と敦盛の悲劇の物語と、平忠度の風流な武士の物語とが重層的に絡みその端緒からいくつかの伏線を経て立体的に描かれていく構成の妙を感じられたし、また陣屋の場面だけだと「部分」からしかイメージできない弥陀六の存在感が、弥陀六内・宝引の段から続けて見ることで非常に印象的に浮き彫りにされてくるのがとても面白かった。ただ、陣門・須磨浦・組討の段と進んでいく中で、敦盛と小次郎が入れ代わった後に入れ替えた張本人が相手に何者かと尋ねる件については、どうしてもその「芝居」加減をどう受け止めながら見ればいいのか、困難を感じてしまう。
それはともかく、今回の見どころは敦盛出陣の段での女房達の華麗なる立ち廻り、組討の段での遠見からの人形の切り替わりの場面、大人数のキャラをまたうまいこと捌いて可笑しみを存分に語る咲太夫の面目躍如の宝引の段あたりかとは思うが(陣屋の段については、言わずもがななので)、三番叟もわたわたして(いかにもくたびれたように見えて)いる主遣い(簔紫郎さん)の動きにどきどきしたのもなかなか新鮮ではあった。
どちらかと言えば苦手な源平の物語であったけれど、今回かなり集中して物語を味わうことができたのは、夏に四国に行って屋島や、瀬戸内の島やらを実際に目にしたことで物語の舞台に対する距離感が少し縮んだせいもあったかもしれない。またそもそも夏休み期間ということもあって体力的な余裕があったことは大きかった。
次は、師走の忠臣蔵。こちらも通しということで大変だけれど期待したい。
Instagram 小劇場内、こんな風になっていた。