ふりかえる、これまでの成長やら。その4
コバエと戦いつつの摘芯の日々、思うようにツルを誘引するなんてこともあまりできず、ゴーヤーがどんどん好きな方向に広がっていくのをほとんど受け止めるしかないありさま。
雄花ってのはいつ見てもなんか切ない気持ちになってしまったり。
そして最初についた実(雌花に気づかなかったので、人工授粉もせず、何とか虫さんのおかげで結実)。魚のようなフォルムだと思う。
室内から見ると、緑がきれいでよいのだが、こうしている間にもコバエとの戦いだったわけです。
7月も半ばのようす。だいぶ葉も密度が高くなってきました。でも最初の実(雌花)以外は一向に見つからず。固形肥料を慌てて追肥した後も、土の湿度が高く、肥料にカビが生えてしまった(有機肥料だったし…)。それでせっかくの貴重な有機肥料を片付けざるを得ず(コバエの温床にもなってしまったし)。水やりも、あまりやらないと葉がくったりし始めるし、でも土がなかなか乾かないし、で神経を使ったのだ。
最初になった実が大きくなったなぁ、もう少しいけるか、と思っていたら…
結局いきなり最初の実から黄色くしてしまったのだった。とりあえず収穫して、ジャムにすべく冷凍保存中。最初から熟させてしまったのも栄養をここで使わせすぎて、肥料不足をさらに加速したに違いない。色々判断ミスが重なった。もっと大きくなってから、とあまり欲張ってはいけないのである。とりわけ、「あばし」という品種のこのゴーヤーは、固定種で種が取れるはいいのだが、実はさほど大きくならないのだ。(でももう少し大きくなってもいいのになぁ…やはり根本的に肥料不足だったかもしれない)。
室内から見たようす。だんだん、他にも実ができてきた。7月末にはようやく長かった梅雨も明け、コバエも自然消滅していった。これからが、夏本番、って感じのころである。