リサイクルの手前
ゴーヤーのネットと支柱をようやくきれいにして、取り外し分解してしまいこんだ。あと残すは、土のリサイクル。
「ゴーヤー水」は、ほんの僅かだけ、採集できた。
一番根元から、茎を引き抜いてみたところ、ぞっとするほど根っこがなくなって手ごたえなく抜けてしまった。これはもちろん、例のイモムシ、コガネムシの幼虫による食害のせいである。
というわけで、まだきっと地中に残っていると考え、土のリサイクル前に、「軽く」掘り起こしてみた。すると、案の定、出てくる出てくる、さらにぞっとするほどまだいるのだった。数えてみたところ18匹ほど(泣)。もぞもぞしているイモムシを見ていると気持ちが悪いだけでなくだんだん腹立たしくなった。表面は食われた断片の根っこやら何やらでやたら土がふかふかしているのに、掘ってみると下の方はまだかなり水分がある。つまり、最期の時点では、根っこが食いちぎられもうほとんど水を吸い上げる力がなくなっていたのだ。ゴーヤー水が取れないのもむべなるかな、である。
イモムシ、鳥に食わせたいのだが…。
かなり掘り出したとは思うけれど、まだいそうだ。冬の間、土中で丸くなって、暖かくなると孵化するらしい。絶対に完全駆除しておきたい代物だ。しかし最近あまり天気が良くないので水もなかなか乾かないのだった。